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倒伏抑制と増収を実現する、湛水直播水稲へのプラス・ライス散布

稲作の近年の大規模化や飼料米作付増加に伴い、鉄コーティング種子などの湛水直播栽培が増加しています。

湛水直播栽培は、発芽のために水田の表面に播種を行う必要がありますが、移植栽培と異なり株を土で保持することができないため、どうしても倒伏しやすくなります。

湛水直播栽培の最大分げつ期にプラス・ライスを散布すると根張りが強力になり、倒伏しにくくなるほか、増収にもつながります。

2014年に関東地方で鉄コーティング直播へのプラス・ライス散布試験を行ったところ、非散布圃場の多くが倒伏し、収量も5-8俵/反であったのに対し、散布圃場は倒伏せず、収量も9.5俵/反という結果が出ました。
同時に散布した飼料米でも10俵/反以上の収量となりました。

移植栽培を基本として研究されてきた日本の稲作ですが、大規模低コスト化時代には、湛水直播と並び葉面散布も重要な技術となります。

無人ヘリによる湛水直播状況。

水田表面から発根・発芽するため、強い根張りが必要となります。

無人ヘリによる最大分げつ期の散布状況。
無人ヘリ散布は超高濃度少量散布で、葉への付着効率が高くなります。

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