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トマトの管理効率化3
葉かきは腕の見せどころ

古い葉の葉かきは、採光性と風通しの改善のほか、病気の予防や成長エネルギーの消耗防止など、非常に重要な管理作業です。しかし多くの労力を要するため、作業が遅れがちです。

オランダを始めとする海外の大規模農場では専用のナイフを使用して、熟練した作業者が驚くべき速度で正確に葉かき作業を進めていきます。 
切断する葉の枚数は、面積あたりの葉面積を設定して決定します。時に果房間の葉を2枚にすることもあります。

専用ナイフは葉柄は軽く切れますが茎は切れにくい絶妙な切れ味で、切断面がきれいなため病害リスクも低減させます。刃先は丸く、ケガをしにくい形状です。
病気の感染予防のため、ナイフはブロックごとに違うものを使用し、必ず熱湯やアルコールで殺菌します。
ナイフは市販の研ぎ器で研ぐことで長期間使用することが可能です。

葉かき後の切断面は病原菌が侵入しやすく、トマトにとって脆弱な部分です。ヨーロッパでは専用の切断面保護資材を使用し、葉かき後に素早く塗布することで病害予防に大きな成果を上げています。近年日本でもこの技術が紹介され、広まりつつあります。
シリカペーストは塗布ブラシ付きのハンディタイプで、ケイ素主体の塗りやすく使い勝手の良い製品です。農薬成分は含まれておらず、安心して使用できます。

葉かきナイフ

切断面保護資材 シリカペースト

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