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トマトの管理効率化1
スピーディで確実な誘引作業

誘引などの管理作業は、トマト栽培の全労働時間の約3割で、収穫調整作業を除くともっとも大きなウェイトを占めています。
雇用労力中心の大規模経営になるとこの効率化対策は大きなテーマです。

ヨーロッパを始めとする海外の海外の数ha-数10haにもなるハイワイヤー方式の大規模農場では、作業者は様々な工夫された誘引器具を使用して、凄まじい速度で誘引作業をこなしていきます。これらの農場で多く使用されているのが写真の2タイプです。

タイプ1の形式はシンプルな構造で、本体を持ち上げ反転させてロープを繰り出し、つる下ろしを行います。海外の農場で屈強な男性の作業者が両手でフックを反転させていく様は圧巻ですが、トマトの樹の重量を手で保持するため体の負担が大きく、落下させてしまうこともあります。そこで女性などでもレバーを押すだけで楽にロープを繰り出せ、確実につる下ろしができるタイプ2のような製品が考案されました。ただしイニシャルコストは少し高くなります。
これらの製品には複数作ぶんのロープが巻いてあり、誘引に使用した部分は病害防止のため1作ごとに廃棄します。ロープを使い切ったら、一般的にタイプ1は新しいロープを巻き付け、タイプ2はリール部分を交換します。
ロープの色は、反射光を重視する場合は白色、耐候性を重視する場合は黒色を使用します。側枝を伸ばして分枝し、新たに取付ける場合も色を変えて管理の目印とします。

タイプ1例 メタルフック

タイプ2例 ローラーフック

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